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米国検察、潘基文氏実弟の身柄逮捕と引き渡しを要請

米国検察、潘基文氏実弟の身柄逮捕と引き渡しを要請

Posted January. 23, 2017 08:42,   

Updated January. 23, 2017 08:44

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米検察は韓国法務部に対して、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長(73)の弟であるパン・ギサン元京南(キョンナム)企業顧問(71)を逮捕して送ってほしいを要請した。

22日、司直当局によると、米連邦検察所属のダニエル・ノーブル検事は20日(現地時間)、ニューヨーク・マンハッタンで行われた審理で、韓国法務部に対し、パン元顧問の身柄逮捕と引き渡しを要請した。これに先立って、10日、パン元顧問や氏の息子であるジュヒョン氏(39)は、米国の海外腐敗行為防止法(FCPA)違反やマネーロンダリング、詐欺容疑などで起訴された。

パン元顧問やジュヒョン氏は、京南企業がベトナムに保有している超高層ビル「ランドマーク72」をカタール投資庁に販売するために、カタール官僚に50万ドル(約5億8800万ウォン)を渡そうとした容疑がもたれている。米永住権者であるジュヒョン氏は起訴当時、米捜査当局に逮捕されたが、保釈金を出して釈放されたという。

法務部は、米政府からのパン元顧問逮捕要請を、通常の犯罪人引渡しの手順に基づいて処理する方針だ。

パン元顧問は22日、東亜(トンア)日報とのインタビューで、「誰かが私を密かに害するためにでっち上げたことだ」と、容疑を全面否認した。パン元事務総長側は「親族問題でご心配をおかけして申し訳ない。韓米法務当局間の協議が行われているなら、厳正かつガラス張りに手続きが行われ、国民の疑問に対して一点の疑惑もなく解消されることを希望する」と明らかにした。



朴訓祥 tigermask@donga.com · 全主榮 aimhigh@donga.com