Go to contents

「北は核開発を放棄してこそ、米国の核攻撃リストから除外される」 米議会調査局が報告書

「北は核開発を放棄してこそ、米国の核攻撃リストから除外される」 米議会調査局が報告書

Posted May. 08, 2020 08:50,   

Updated May. 08, 2020 08:50

한국어

米国議会に意思決定を助けるための各種情報を提供する米議会調査局(CRS)が、「北朝鮮が核兵器を放棄してこそ、米国の核兵器攻撃から除外されるだろう」との見方を示した。

CRSは4日(現地時間)発表された報告書「非戦略的(Nonstrategic)核兵器」の中で、「核兵器を保有していない国が戦術核を持つようになる場合、米国の核攻撃の対象に入れるほかない」とし、「北朝鮮とイランは核開発を放棄してこそ、核攻撃対象リストから除外されるだろう」と指摘した。その上で、「北朝鮮とイランなどは核兵器を放棄すれば、米国の核攻撃対象から除外されることを知っているだろう」とも書いた。

報告書は、「米国の戦術核などによる核抑止力を信じていない同盟国は、独自の核兵器を獲得する必要性を感じるほかない」との見方も示した。そして、「韓国と日本は、中国や北朝鮮のように核武装をした隣国から核の脅威にさらされているため、独自の核兵器を獲得するべきだと感じるだろう」と指摘した。CRSは、とくに「この数年間、韓国の一部の政治家は北朝鮮の核兵器開発への対応として米国の戦術核の韓半島への再配備と韓国の独自の核兵器開発を要求してきた」と紹介した。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com