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現代自、ロシアとトルコ工場も停止…稼働は韓・中・メキシコだけ

現代自、ロシアとトルコ工場も停止…稼働は韓・中・メキシコだけ

Posted March. 28, 2020 08:36,   

Updated March. 28, 2020 08:36

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現代(ヒョンデ)自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けてロシアとトルコの工場まで稼動を中止する。これで、現代自と起亜(キア)自のグローバル生産拠点12カ所のうち、中国とメキシコ工場ほどが稼動することになった。

27日、現代自は、ロシアのサンクトペテルブルクにある現代自の工場稼働を30日から5日間、トルコのイズミット工場は同日から稼働を中止すると発表した。トルコ工場の稼働再開時期は未定である。現代自が工場稼働を中止したのは、ロシアのプーチン大統領の休業宣言のためだ。プーチン大統領は前日、国民向け特別談話を発表して、コロナウィルスの拡大防止のために28日から4月5日までを有給休業期間と宣言した。ロシアの工場は年産23万台規模で、現地のカスタムモデルである小型スポーツ多目的車(SUV)などを生産していた。トルコ工場は、年産20万台規模で、欧州戦略モデルである小型ハッチバックi20などを作っていたところだ。

これに先立って、現代自は米アラバマとチェコ、ブラジル、インド工場が休業に入った。起亜自動車は、スロバキア工場とインド工場が停止した。起亜自動車の米ジョージア工場が稼動しているが、30日から稼動を中止する予定だ。稼働が中止となった現代自グループの海外工場の年産規模は約229万台で、昨年の現代自グループの生産規模(386万台)の57%水準である。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com