Go to contents

東京に向けて本格始動、鎮川選手村で練習開始式

東京に向けて本格始動、鎮川選手村で練習開始式

Posted January. 18, 2020 08:58,   

Updated January. 18, 2020 08:58

한국어

「相手が誰になろうと関係ありません。自分自身に集中します」(柔道、アン・チャンリム)

東京五輪が開催される2020年。公式練習を再開した代表選手たちが闘志を燃やした。

大韓体育会は17日、忠清北道鎮にある国家代表選手村のサイクル・ベロドルームで選手と指導者、要人らが出席した中、練習開始式を開き、7月24日開幕の東京五輪での善戦を誓った。パク・ヤンウ文化体育観光部長官は、「選手たちの情熱が真夏の東京を熱く盛り上げることを期待する」とし、全面的な支援を約束した。イ・ギフン大韓体育会長は「目標を達成するのも重要だが、目標に向けて走っていくこと自体が国民に感動を与える」と話した。

男子体操の看板として2012年のロンドン五輪金メダリストのヤン・ハクソン(28)は、「ライバルを挙げるなら、自分自身だ。これまで大きな大会を控えてケガをすることが多かったが、今回の五輪では、そういうことが起きないようしっかり準備したい」と決意を語った。2018年ジャカルタ・パレンバン・アジア大会で女子体操・跳馬で金メダルを獲得したヨ・ソジョン(18)は、「胸が躍るし、緊張もしている。五輪でメダルを獲得できるよう着地練習に集中し、良い感を失わないようにしたい」と語った。

男子柔道の重量級の看板、クァク・ドンハン(28)は、柔道の本家・日本で開催される大会ということに大きな意味を与えた。クァク・ドンハンは「本家日本という言葉が、自分には大変良い機会という意味で伝わっている」とし、日本選手の誰と対戦しても自信があるという意気込みを示した。日本選手との対決で不利な判定が出る可能性については、「明らかに実力で圧倒すれば関係ないだろう」と自信を示した。やはり柔道の期待株で東京出身の在日同胞のアン・チャンリム(26)は、「自分は大韓民国代表であり在日同胞代表でもある。他の大会とは違う覚悟で準備したい。国民の皆さんと同胞たちの多くの応援を願う」と語った。


兪載泳 elegant@donga.com