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現代自「5年以内に米市場で100万台を販売したい」

現代自「5年以内に米市場で100万台を販売したい」

Posted January. 13, 2020 08:13,   

Updated January. 13, 2020 08:13

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「パリセードの発売を機に、トヨタ、ホンダ、シボレーを乗っていた米国の顧客が、現代(ヒョンデ)自に渡って来ていることに注目している。高級車ジェネシスの飛躍と共に、2025年に米市場で100万台の販売を達成したい」

9日(現地時間)、米カリフォルニア州ファウンテンバレー市にある現代自動車の米国販売法人(HMA)で会ったホセ・ムニョス現代自北米圏域本部長兼グローバル最高執行責任者(COO)とマーク・デル・ロッソ・ジェネシス北米担当最高経営責任者(CEO)が一様に明らかにした米自動車市場の分析と未来の目標だ。

現代自は昨年、米国で71万7000台の自動車を販売した。2018年に比べて米自動車市場が1.1%縮小した中、現代自の販売台数はかえって4.7%増のはっきりした反発だった。

大型スポーツ多目的車(SUV)パリセードが、昨年下半期に米市場にも発売され、SUVの全ラインナップを備えた中、アバンテ(米国名はエラントラ)が16万8000台、ツーソンが13万7000台が売れ、全体販売台数を率いた。日本や米国ブランドと堂々と競争しているパリセードも、発売以来、毎月5000台以上が売れて、親孝行の役割を果たしている。

ムニョス本部長は、「米国の主な自動車メーカーがセダンは放棄していく状況の中、すぐに本格的なマーケティングに入る新型ソナタもディーラーの反応が非常に良い」と伝えた。SUVラインナップの完備により、ソナタとアバンテなどのセダン新車を前面に出した現代自は、今年の販売目標台数を昨年より2.5%増の72万8000台としている。

米市場攻略のもう一つのカードとしては、高級車ブランド・ジェネシスが挙げられる。ジェネシスは昨年、G70、G80、G90の3種類のセダンだけで2万1000台を売って、2018年の1万台に比べて販売台数を2倍以上に増やした。最初のSUVモデル・GV80が今年夏、米市場に投入される中、再び跳躍するという覚悟だ。デッロソCEOは、「ラグジュアリースポーツセダンであるG70が、販売初年度に『2019北米カーオブザイヤー』の受賞を含め、主な賞を総なめして競争力を認められている」とし、「今こそ米市場でジェネシスブランドの存在感を広げられるチャンスだ」と強調した。


金道炯 dodo@donga.com