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三星重工業、1875億ウォンの耐氷原油運搬船を受注

三星重工業、1875億ウォンの耐氷原油運搬船を受注

Posted December. 03, 2019 07:37,   

Updated December. 03, 2019 07:37

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三星(サムスン)重工業が耐氷原油運搬船二隻を追加受注して、今年71億ドル(約8兆4000億ウォン)を達成し、年間目標値の90%を超えた。78億ドルに設定した今年の受注目標の達成を目前に控えており、この5年の中で最も多い金額だ。三星重工業は2日、欧州地域の船社からアフラマックス級耐氷原油運搬船2隻を計1875億ウォンで受注したと公示した。これらの船舶は、2022年3月までに引き渡される予定だ。アフラマックス級原油運搬船は需要が最も多く、経済性に優れた8万5000〜12万5000DWT(載貨重量トン数・船舶に積載できる総貨物の重量)サイズの船舶だ。

今回受注した耐氷原油運搬船は、マイナス30度の過酷な環境で最大70センチの厚さの氷と衝突しても安全に運航できる。価格は、同級船舶に比べて2倍近く高い。

三星重工業側は、今回の契約を含めて今年71億ドルを受注して目標の78億ドルの91%を達成した。昨年の業績(63億ドル)はもとより2年前の業績である69億ドルも超え、年間基準で、過去5年間で最も大きな金額を受注したのだ。

11月中旬までの受注を船種別にみれば、液化天然ガス(LNG)運搬船が13隻、コンテナ船が6隻、原油運搬船が16隻、石油化学製品運搬船が2隻の計39隻となっている。三星重工業は、10月末基準の全世界の造船所の受注残高の順位においても583万CGT(標準貨物船換算トン数)で、4ヶ月連続で1位を維持している。


金道炯 dodo@donga.com