Go to contents

企財部「韓国経済は7カ月連続の不振」

Posted October. 19, 2019 08:41,   

Updated October. 19, 2019 08:41

한국어

韓国経済は7カ月連続で不振の流れを続けていると、政府が分析した。

企画財政部(企財部)は、18日に発表した「最近の経済動向(グリーンブック)」で、8月の韓国経済は「生産増加を維持しているが、輸出や投資の低迷の流れは続いている」と説明した。今年4月以降、グリーンブックに7ヶ月連続で「不振」という表現が盛り込まれた。MERS(中東呼吸器症候群)の影響が経済に反映された2016年10月から2017年1月までの4カ月連続で景気が低迷していると判断後の最長期間だ。毎月出すグリーンブックは、韓国経済に対する政府認識を公式に示している。

グリーンブックによると、韓国経済は対外的に日本政府の輸出規制措置が続いているうえ、米中貿易対立の不確実性が続き、投資と輸出部門で困難を経験している。また、半導体業況の不振が続き、関連企業の設備投資と輸出も振るわなかった。ただ、9月の消費者心理や企業心理は前月より改善されたし、設備投資と支出が増加したことは前向きに評価した。

一方、洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は17日(現地時間)、米ワシントンでスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチなどの国際格付け会社の役員たちに会って、「今年2%台の経済成長率を達成するために、利用可能な政策手段を総動員したい」と述べた。


金埈馹 jikim@donga.com