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民統線の南でも豚コレラ感染のイノシシ発見

民統線の南でも豚コレラ感染のイノシシ発見

Posted October. 16, 2019 08:27,   

Updated October. 16, 2019 08:27

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民間人出入り統制線(民統線)の南側の900メートルの地点で発見されたイノシシの死体から、アフリカ豚コレラ(ASF)のウイルスが検出された。民統線の外でASFにかかったイノシシが発見されたのは初めてだ。

国立環境科学院は14日、京畿道漣川郡長南面(キョンギド・ヨンチョングン・チャンナムミョン)で死体で発見されたイノシシからASFウイルスが検出されたと、15日明らかにした。これに先立って2日、漣川郡の非武装地帯(DMZ)で初めてASFに感染したイノシシの死体が発見され、11日と12日は、それぞれ漣川郡と江原道鉄原郡(カンウォンド・チョルウォングン)の民統線の中で、ASF感染のイノシシ4頭が発見された。これにより、ASFウイルスが検出されたイノシシの死体は計6頭になった。

国防部と環境部は、15日から軍一般前方哨所(GOP)と民統線の中の野生イノシシを捕獲すると発表した。民間猟師、軍の捕獲人員、案内幹部、イノシシ監視装置の運用要員など11人や12人で構成された官民軍合同捕獲チーム70~80チームが投入される。野生イノシシの捕獲は京畿坡州市(パジュシ)、江原道華川(ファチョン)、麟蹄(インジェ)、楊口(ヤング)、古城(コソン)、鉄原郡(チョルウォングン)など、ASFが発生したか発生する可能性が高い境界地域で行われる。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com