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起亜自「ソウルEV」、欧州でドイツと日本の電気自動車を抜く

起亜自「ソウルEV」、欧州でドイツと日本の電気自動車を抜く

Posted August. 26, 2019 07:45,   

Updated August. 26, 2019 07:45

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起亜(キア)自動車が5月から販売を開始した新型「ソウルEV」(写真)が、小型電気自動車の評価でBMWと日産の電気自動車を抜いてトップについた。

25日、起亜自動車によれば、ドイツの自動車専門誌「アウト・ツアイトゥン」は最新号で、欧州で販売している小型電気自動車ソウルEVとBMWのi3s、日産のリーフ(Leaf)e+を比較した。この評価で、ソウルEVは5000点満点で2989点が付けられて、BMWi3s(2894点)、日産リーフe+(2870点)を余裕をもって引き離した。アウト・ツアイトゥンは、「アウトビルト」「アウト・モーター・ウント・シュポルト」と共に、ドイツで信頼性の高い3大自動車専門誌として知られている。

ソウルEVは、△車体、△走行時の快適性、△走行性能、△パワートレイン、△エコ・コストの5つの部門テストで走行性能を除く4つの部門でトップとなった。アウト・ツアイトゥンは、「ソウルEVは、室内空間と走行時の快適性が優れており、十分な航続距離を提供するエンジン部分が印象的な『最もモダンで完璧な電気自動車だ』」と評した。

ソウルEVは、車体評価で後部座席の開放感、積載荷重などで最高点を獲得した。走行時の快適性では、シートコンフォート、サスペンション、空調システム、人間工学に基づくデザインで最高点を獲得した。これと共に最高速度と変速機、騒音・振動、制動距離、保証などでも高い評価を受けた。

起亜自動車は、今年3月にジュネーブモーターショーで新型ソウルEVを欧州初で披露し、5月から販売を開始した。ソウルEVは、64kWhの大容量・高電圧バッテリーを搭載して、1回の充電で欧州基準で最大452キロを走行できる。

ソウルEVは、2014年に欧州市場に初めて進出して以来、「2015ノルウェーの今年の車」などに選ばれ、2016年は3286台、2017年は3405台、2018年は4229台が販売されるなど、着実に欧州電気自動車市場での地位を固めている。起亜自動車の関係者は、「今回の評価は、起亜自動車の電気自動車の技術力がトップレベルについたことを示す」とし、「今後も様々なエコ車種を披露して、持続可能な未来を作っていきたい」と明らかにした。


金道炯 dodo@donga.com