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柳賢振、24日のヤンキース戦で13勝に挑戦

柳賢振、24日のヤンキース戦で13勝に挑戦

Posted August. 23, 2019 09:31,   

Updated August. 23, 2019 09:31

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メジャーリーグ進出以来最高のシーズンを送っているロサンゼルス・ドジャースの柳賢振(リュ・ヒョンジン=32)は、今季終了後にどのチームのユニフォームを着るのだろうか。

ナショナルリーグのサイ・ヤング賞受賞が有力視されている柳賢振のシーズン後の去就は、メジャーリーグでも大きな関心事となっている。メジャーリーグの公式ホームページmlb.comは22日、「自由契約選手(FA)になる柳賢振が投手FA市場を大きく揺るがしかねない」とし、柳賢振の未来について大きく取り上げた。

2013年にメジャーリーグに進出した柳賢振は昨季終了後にFA資格を得たが、チームのクオリファイングオファー(年俸1790万ドル=約216億ウォン)を受け入れてドジャースに残留した。今季は12勝3敗、防御率1.64という驚異的な成績を挙げている。FA柳賢振の評価は大方友好的だ。柳賢振が一定レベルの先発投手であることには異論がない。ナ・リーグ所属チームの幹部は、「多くの三振を奪わなくても、100マイル(約161キロ)の速球が投げられなくても、柳賢振は必要とする時はどんな球質のボールでも投げることができる。野球を支配することを分かっている選手だ。最近の野球での珍しい選手だ」と称賛した。

だが、低く評価されている面もある。mlb.comは、「FA市場ではゲリット・コール(ヒューストン・アストロズ)やマディソン・バムガーナー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)の方がより注目を集めている」とし、「人々は、成績面で柳賢振を大きく下回るダラス・カイケル(アトランタ・ブレーブス)、ロビー・レイ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)、ザック・ウィーラー(ニューヨーク・メッツ)についてより多く語っている」と伝えた。決して若くない年齢と負傷の歴史をその理由として挙げた。来年、柳賢振は33歳になる。また、メジャーリーグデビュー後2度の手術などで9度も故障者リスト(IL)入りしたことも指摘した。Mlb.comは、アメリカンリーグの幹部の話として、「シーズン中の早期契約」を結ぶことを勧めた。この幹部は、「柳賢振は、確かに低く評価されている。もしかしたら、FA市場が開かれる前に、早く契約を結んだ方が有利かもしれない」と話した。

一方、柳賢振は、24日のヤンキース戦で今季13勝目に挑戦する。メジャーリーグの金満球団であるヤンキースは、シーズン終了後にFA柳賢振を獲得に名乗りを挙げる潜在的チームの一つに挙げられている。今のドジャースがナ・リーグ最高の勝率を、ヤンキースがア・リーグ最高の勝率を挙げており、両チームはワールドシリーズで激突する可能性もある。


李憲宰 uni@donga.com