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ロナウドからユニフォームもらった孫興民、ファンとの距離は「ゼロ」

ロナウドからユニフォームもらった孫興民、ファンとの距離は「ゼロ」

Posted July. 23, 2019 10:34,   

Updated July. 23, 2019 10:34

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サッカー韓国代表のエース、孫興民(ソン・フンミン=27、トッテナム・ホットスパー)とファンとの距離は今度もゼロメートルだった。

孫興民は21日、シンガポールのナショナルスタジアムで行われたユベントス(イタリア)との「2019インターナショナル・チャンピオンズカップ」(ICC)初戦に先発出場し前半45分間活躍した後、いつものように競技場を訪れた地元ファンと交わった。トッテナムが試合終了後に公開したインスタグラムの動画には、孫興民は試合終了直後に観客席に入ってファンの写真撮影に一々応じた。明るい笑顔で撮影に応じる孫興民にファンたちは熱狂した。現場で取材したメディアは、「孫興民が試合が終わった後、ファンに近づいて挨拶をしている途中、警備員たちが観客を止めようとすると、自ら観客の振りをする場面が見られた」とし、「孫興民を見つけた警備員は笑いながら、それ以上止めようとしなかった」と伝えた。

孫興民はシンガポール入りした日にホテル前に陣取ってユニフォームにサインを求めるファンたちに一々応え、写真撮影に応じた。2015年に豪州で開催されたアジアカップ決勝でも、後半ロスタイムに同点ゴールを決めた後、ベンチやチームメイトたちの方ではなく、韓国人たちが集まった観客席に駆けつけるなど積極的に「ファンサービス」をしている。孫興民は、「最高のリーグで競技力を維持しながらファンに応えることは、僕にとっては本当に大事だ」と言い、「自分の試合を見てくれるファンに応えることは当たり前のことであると同時に選手としての責務だ」と話している。

孫興民はシンガポールでは試合終了後に憧れの選手クリスティアーノ・ロナウド(34)と肩を組みながらユニフォームを交換した。トッテナムは、マンチェスター・ユナイテッドとの試合を行うため、中国上海行きに飛行機に乗った孫興民が喜んでいる写真をソーシャルメディア(SNS)に公開した。トッテナムは25日、マンUとICC第2戦を行う。


李沅柱 takeoff@donga.com