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ハナ院20周年記念式に統一部長官と次官が欠席

ハナ院20周年記念式に統一部長官と次官が欠席

Posted July. 09, 2019 07:59,   

Updated July. 09, 2019 07:59

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8日に行われた北朝鮮離脱住民定着支援事務所(ハナ院)の開院20年の記念式に、統一部の長官・次官が参加せず、「北朝鮮の顔色をうかがっているのではないか」という批判が起きている。ハナ院は、脱北民の韓国定着を支援する教育機関。

ハナ院は8日午前、京畿道安城市(キョンギド・アンソンシ)のハナ院で記念式を行った。脱北民音楽家の祝賀公演や定着支援有功者の表彰、「大型パズル」などのイベントが行われた。しかし、統一部所属ハナ院の開院20年記念式に長官はもとより次官も参加しなかった。ある脱北民は、「開院20年の記念式なのに長官・次官がいずれも来ないのは、北朝鮮の顔色をうかがっているのではないか」と不満を述べた。

統一部は開院10年の時は内・外信の記者にハナ院を初めて公開し、教育生の脱北民とインタビューもしたが、今回は行われなかった。

これに対して統一部当局者は、「当初、長官が記念式に参加する予定だったが、国会の日程のために参加できなくなり、次官も国会日程のために安城まで行けなくなった」と説明した。記念式が縮小されたという指摘に対しては、「ハナ院は国家保安施設だが、外部に公開したことに対する否定的な評価もあり、内部で行うことになった」と説明した。


黃仁贊 hic@donga.com