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「香港の改正保留決定を尊重する」として中国、「他国の内政干渉は容認しない」

「香港の改正保留決定を尊重する」として中国、「他国の内政干渉は容認しない」

Posted June. 17, 2019 08:37,   

Updated June. 17, 2019 08:37

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中国政府が15日(現地時間)、香港の「逃亡犯条例」改正推進の保留決定を尊重すると明らかにした。しかし、改正に反対を示した米国、英国などに対して、「香港の内政に誰も干渉してはならない」と警告した。

中国外務省の耿爽報道官は同日、「中国は香港特別行政区に対する支持、尊重、理解を表明する。香港返還後、一国家二体制である『一国二制度』と高度な自治により、香港住民は自由と権利が保証されている」と主張した。そして、「香港は中国の特別行政区であり、香港のことは中国内政に属するため、いかなる国家、組織、個人も干渉する権利はない」と強調した。

ポンペオ米国務長官は先月、香港民主化指導者のマーティン・リー氏と面談した後、「逃亡犯条例の改正は香港の法治を脅かす」と発言した。トランプ米大統領も12日、「香港デモの理由を理解する」と明らかにした。ロイター通信などによると、米国の上・下院議員は13日、香港の自治が守られているかを毎年監督し、基準に及ばなければ貿易など香港の対米特恵を剥奪する「香港の人権および民主主義法案」も推進している。

これを受け、中国側は強く反発した。楽玉成外務次官は14日、米国のロバート・フォードン駐中国副大使を呼び出し、「外勢が香港に介入することを座視しない。米国は香港の安定と繁栄を害する干渉を直ちに止めなければならない」と明らかにした。


丘佳仁 comedy9@donga.com