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李洛淵氏「世界が防疫を称賛」vs黄教安氏「医療スタッフと市民のおかげ」

李洛淵氏「世界が防疫を称賛」vs黄教安氏「医療スタッフと市民のおかげ」

Posted April. 07, 2020 08:12,   

Updated April. 07, 2020 08:12

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総選挙でソウル鍾路(チョンロ)で対立する与党「共に民主党」の李洛淵(イ・ナクヨン)候補と野党「未来統合党」の黄教安(ファン・ギョアン)候補が6日、テレビ討論で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、曺国(チョ・グク)前法務部長官問題などをめぐって攻防を繰り広げた。

最も鋭く対立したのは、やはり新型コロナウイルスに対する政府の対応だった。李氏は、ソウル江西区(カンソク)のTブロード放送江西制作センターで行われた鍾路区の選挙放送討論委員会主催の討論会で、「世界の報道機関や指導者が韓国の対応を称賛している。WHO(世界保健機関)事務総長も『韓国の防疫は教科書』と評価している」と強調した。これに対して黄氏は、「外国の評価は献身的な韓国の医療スタッフと市民が受けなければならない」とし、「また、犠牲者183人、感染者1万人が発生した状況でそのような発言はしてはならない」と対抗した。

 

両候補は、新型コロナウイルスの影響による経済的収拾策をめぐっても舌戦を繰り広げた。李氏は、「コロナによる経済・社会的衝撃、防疫のために金をどう使うかについて、黄氏と所属政党は一貫していない」とし、「100兆ウォンの歳出を削って国民債権を発行すると言ったが、昨日は国民1人当たり50万ウォンを支給すると言ったり、要領を得てない」と述べた。これに対して黄氏は、「私と我が党の立場は明確だ。国民の追加負担なく240兆ウォンの別の財源を活用しようということだ」と主張した。

曺氏の問題と比例代表用政党創設をめぐっても対立した。黄氏は、「(李氏は)曺氏を捜査する検察を非難し、曺氏に対して『心の負い目はない』と言った」と述べた。これに対して李氏は、「個人的な心の負い目によって判断しないということであり、検察の捜査を尊重する」と述べた。また黄氏は、「李氏が比例政党の創設についても、(「便法」と言っていたが)発言を変えた」と指摘した。李氏は、「黄氏の政党で衛星政党をつくった。『共に民主党』は外部で連合政党の参加の提案を受けた」と強調した。

 

このほかでも両候補の神経戦が繰り広げられた。黄氏が、「この政府で、行政府だけなく司法府、立法府まで掌握する条件を作った。問題のない国を台無しにした」と批判し、李氏は「問題のない国だったなら3年前に憲政史上初の大統領弾劾がなぜ起こったのか」と言い返した。


崔고야 best@donga.com