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米高官「終わっていない」と在韓米軍駐留経費交渉妥結説を一蹴

米高官「終わっていない」と在韓米軍駐留経費交渉妥結説を一蹴

Posted April. 04, 2020 08:57,   

Updated April. 04, 2020 08:57

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クラーク・クーパー米国務次官補(政治軍事担当)は2日(現地時間)、記者会見で、韓米の在韓米軍駐留経費負担交渉の進行状況と関連して、「交渉は続いていると断言する」とし、「決して終わっていない」と明らかにした。両国の交渉が暫定妥結したという見方を否定し、「公正と相互利益」を大義名分に掲げて韓国の追加負担を迫った。

クーパー氏は、「交渉はソウルとワシントンの間で進行している。画像で行われている」と説明した。また、「私たちが覚えておく必要があるのは、交渉は条件に基づくということ」と強調した。さらに、「その意図は、同盟を強化して私たちが互いに役立つ位置にいるようにするためのものであり、合意がなされるなら、それは公正な合意でなければならない」と付け加えた。

そして、「私たちは依然として意見を交わしている」とし、「私が属する省庁の同僚、その次はもちろん長官級とそれ以上」と説明した。交渉代表団と両国の長官、大統領府とホワイトハウスの意思決定が交渉過程に含まれているということだ。

米国務省当局者も同日、韓国特派員に先に電子メールを送って、「韓国と交渉が進行中」とし、「(トランプ)大統領は韓国を含む全世界の米国の同盟国がもっと多く貢献できるし、貢献しなければならないという期待を明確にしてきた」と明らかにした。また、「私たちは、同盟との合同防衛を強化する、相互利益になる公正な合意を韓国側と議論する」と明らかにした。

米ヘリテージ財団のブルース・クリングナー上級研究員は、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)とのインタビューで、「この問題を解決するには、両国の大統領の決断が必要だろう」とし、「実務ラインで合意がなされても、首脳間の合意がなければ難しい」と分析した。


朴湧 parky@donga.com