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「DMZ平和の道」2022年に全区間が開通

「DMZ平和の道」2022年に全区間が開通

Posted March. 26, 2020 08:22,   

Updated March. 26, 2020 08:22

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非武装地帯(DMZ)の周囲を歩きながら生態、文化、歴史資源を生々しく体験できる「DMZ平和の道」が、2022年の全区間開通を目標に今年、本格的な造成事業が推進される。

行政安全部は、DMZ平和の道の造成事業に今年140億ウォンを投入すると、25日明らかにした。DMZ平和の道は、仁川江華郡(インチョン・カンファグン)から江原高城郡(カンウォン・コソングン)までの計526キロの区間で造成されるウォーキング道で、2022年までに推進される。

政府は昨年、国民公募を通じて公式名称をDMZ平和の道に決め、3つの市郡(古城・鉄原・坡州)にテーマ区間を試験的に運営して、訪問者から好評を得た。

今年は、国費90億ウォンと地方費50億ウォンを投入して、△路線整備、△地域別拠点センターの造成、△7つのテーマ路線の追加開放、△統合ブランド開発などを進めている。路線は、町の中の道や自転車道、林道などを最大限に活用する方法で造成し、自然毀損を減らす。

政府は、訪問者がより多くの時間を過ごすことができるように、レストラン、カフェ、ゲストハウスなど10ヶ所の地域別拠点センターを造成する。また、昨年の3つの路線に続き、今年は7つのテーマ路線を追加開放する。DMZ平和の道を世界的な平和観光ウォーキング道に造成するために、統合ブランドの開発をはじめ、広報戦略も用意する。

尹鍾寅(ユン・ジョンイン)行政安全部次官は、「DMZ平和の道を世界中の人々が歩きたがる道として造成して、国境地域に新たな活力を吹き込みたい」と語った。


朴昌圭 kyu@donga.com