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セクハラ疑惑のドミンゴ「傷ついた女性たちに申し訳ない」

セクハラ疑惑のドミンゴ「傷ついた女性たちに申し訳ない」

Posted February. 27, 2020 08:05,   

Updated February. 27, 2020 08:05

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常習的なセクハラ疑惑に直面した「オペラ界の生きている伝説」プラシド・ドミンゴ(79・写真)が25日(現地時間)、自分を告発した女性たちに謝罪した。しかし、同日、自分の事件を調査している「米音楽アーティスト労組」(AGMA)に寄付金を出して関連報道を食い止めようとしたということが知られており、謝罪の真剣さが疑われている。

ガーディアンなどは、ドミンゴはこの日、「この数ヶ月間、私の同僚たちが私を告発した内容を振り返る時間を持った。彼らが外部に声を出して語れるほど安定を取り戻したことを尊敬する。傷つけたことは大変申し訳ない」と話したと伝えた。ドミンゴは、「私の行動に完全な責任を感じている」とも語った。

昨年8月、AP通信は、ドミンゴが30年間少なくとも9人の業界の仲間に不適切な行為を犯したと暴露した。一ヶ月後、AGMAは関連調査に着手し、近いうちに最終報告書を公開する。同日、ニューヨークタイムズ(NYT)は、「ドミンゴは報告書を公開しないことの見返りとして、AGMAに50万ドル(約6億ウォン)を寄付しようとしたが、この日、一部のメディアに報告書の内容が流出されたことで、失敗に終わった」と伝えた。報告書には、ドミンゴの性犯罪を裏付ける内容が盛り込まれたことが知られたが、具体的な被害対象と規模、公開時期等はまだ知られていない。


キム・イェユン記者 yeah@donga.com