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絶好調の黄義助、また頭でゴール

Posted February. 25, 2020 08:15,   

Updated February. 25, 2020 08:15

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前半18分、フランス・リーグアンのFCジロンダン・ボルドーのCK場面でFW黄義助(ファン・ウィジョ=28、ボルドー)はゴール前の中央に位置した。ボルドーのトマ・バシッチが左足で蹴ったカーブボールが飛んで来ると、黄義助は飛び上がって頭でボールを方向を変えた。黄義助の頭に当たったボールは、一度バウンドしてはボール左に吸い込まれた。リーグ・アン最強パリ・サンジェルマン(PSG)のGKセルヒオ・リコが体を張るための助走さえもできないほど完璧なコースに入るゴールだった。

黄義助は24日、敵地パリで行われた2019~2020シーズンのリーグ・アン第26節PSG戦でヘディングで先制点を奪った。黄義助のシーズン6点目。身長185センチの黄義助は6日、スタッド・ブレスト29とのリーグ・アン試合を含めて直近の4試合で頭だけで3ゴールを決めた。強靭な足首を活かして様々な角度から両足を使ってシュートが撃てるのが強みの黄義助は、最近改善された位置取りや体当たり能力を活かしてセットプレーの場面で相次いでヘディングゴールを決めている。

ボルドーは黄義助の得点にも関わらず、ネイマール(ブラジル)、キリアン・ムバッペ(フランス)ら世界トップクラスのスタープレイヤーを保有するPSGは勝ち点65(21勝2分け3敗)で順位を2階級下げて12位になり、PSGは勝ち点65(21勝2分け3敗)で首位を維持した。

チームは敗れたが、黄義助はフランスメディアから好評を得た。フランスの「ルテレグラム」は、「ボルドーが少ない移籍金(約26億ウォンと推測)で獲得した黄義助は、欧州舞台で韓国代表FW孫興民(ソン・フンミン=トッテナム・ホットスパー)に負けない活躍を見せている」と褒め称えた。サッカー統計サイト「フースコアードドットコム」は、黄義助に対してボルドーでは3番目に高い6.9点と評価した。

一方、オーストリア・ブンデスリーガのFCレッドブル・ザルツブルクの黄喜燦(ファン・ヒチャン=24)は同日、FKアウストリア・ウィーン戦で後半25分にパトソン・ダカのゴールをアシストした。今季のブンデスリーガで8アシスト(6ゴール)を記録した黄喜燦はアシストで3位タイとなった。アウストリア・ウィーン(7位)と2-2で引き分けたザルツブルクは2位を保った。


鄭允喆 trigger@donga.com