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三星電子、米5G機器市場をまたもや切り開いた

三星電子、米5G機器市場をまたもや切り開いた

Posted February. 24, 2020 08:56,   

Updated February. 24, 2020 08:56

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三星(サムスン)電子は、米5位の携帯電話会社「USセルラー」と、第5世代(5G)と第4世代のロング・ターム・エボリューション(4G・LTE)の機器供給契約を交わしたと、23日明らかにした。今回の契約で、三星電子は全米モバイル通信加入者の80%ほどを占める4つの通信事業者と5G、4Gの供給契約を交わすことになった。

三星電子がUSセルラーにモバイル通信機器を供給するのは今回が初めてだ。三星電子は、5G統合型基地局(Access Unit)など、3GPP国際標準に基づいた様々な5Gソリューションを提供する計画だ。統合型基地局機器には、三星電子が独自に開発した基地局用5Gモデムチップが搭載される。消費電力を抑えながら、最大で10bps(1秒当たりのメガビット)の通信速度をサポートする装置だ。三星電子側は、統合型基地局装置は建物の壁などに簡単に設置できるし、光ケーブルの埋設コストを削減できると説明した。

今年、グローバルレベルで5G商用化の準備ができたことで、通信機器メーカー間の競争も激しくなるとみられる。米市場調査機関・デローロが集計した昨年第3四半期(7〜9月)基準の5G通信機器のシェアを見れば、ファーウェイが31.2%で全世界で1位を守る中、三星電子は15%で4位となり、競合他社の後に追っている。


林賢錫 lhs@donga.com