Go to contents

任鍾晳氏がUAEを訪問する訳は?

Posted February. 19, 2020 08:46,   

Updated February. 19, 2020 08:46

한국어

任鍾晳(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長を団長とする大統領特使団が18日から20日までアラブ首長国連邦(UAE)を訪問すると、外交部が18日、発表した。一部では、与党「共に民主党」の選挙対策委員会への合流の要請を受けた任氏が拒否の意向を明確にするためにUAE行きを選んだのではないかという見方もある。

外交部は同日、「任氏ら特使団は、今年修好40周年を迎える両国の特別戦略的パートナー関係をさらに強化するためにUAE政府の指導者らに会って、政治、外交、経済および国防など多方面に渡る両国の実質的な協力について協議する予定だ」と明らかにした。特使団は、UAEとバラカ原子力発電所などエネルギー・国防関連問題のほかに10月に開かれる「2020ドバイ エキスポ」での韓国館の運営について協議するという。

しかし、外交筋は任氏の特使団参加について、「突然決定された」と伝えた。「共に民主党」内部では、選対委への合流を避けようとする任氏の意向が反映されたのではないかと分析されている。李海チャン(イ・ヘチャン)代表と李洛淵(イ・ナクヨン)前首相を二大軸とした同党選対委は、任氏が帰国する20日に発足する。同党は、政界引退を宣言した任氏にソウル広津(クァンジン)からの出馬と全羅道(チョンラド)地域の選対委員長を提案したが、任氏はこれを固辞した。しかし、党内では選挙が迫った時点で任氏が「白衣従軍(一兵卒として従軍)」の形で応援遊説などに参加するという見方もある。


申나리 journari@donga.com · 黃炯? constant25@donga.com