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太永浩「太救民の名前で出馬、北朝鮮の住民を救うという意味」

太永浩「太救民の名前で出馬、北朝鮮の住民を救うという意味」

Posted February. 17, 2020 08:28,   

Updated February. 17, 2020 08:28

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総選挙への出馬に向けて最大野党「自由韓国党」に入党した太永浩(テ・ヨンホ)元駐英北朝鮮公使が、太救民(テ・クミン)という名前で出馬することを決めた。「太救民」は2016年12月に太氏が脱北した際、北朝鮮のテロに遭わないように申告した住民登録上の名前だ。

太氏は同日、国会で記者懇談会を開き、「救援の『救』、民衆の『民』からとった『太救民』は、北朝鮮の兄弟姉妹を救うという意味でつけた名前」と説明した。太氏は、出馬を控えて住民登録上の名前である太救民から太永浩に再び改名しようとしたが、裁判所から3ヵ月以上かかるという通知を受けたという。

太氏は、「(総選挙日で)金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である4月15日に、北朝鮮住民に自由選挙で国会議員を選べるということを伝えたい」と話した。さらに、「第21代国会議員選挙を通じて、21世紀現在の大韓民国の姿、さらに21世紀に統一された大韓民国の姿を伝えることが私の夢だ」と強調した。また、「北朝鮮で選挙は、列に並んで投票用紙を賛成箱に入れて出てきた記憶だけ」とし、「北朝鮮住民に北朝鮮と大韓民国の選挙がどう違うのか私の体験を具体的に紹介する」と述べた。


李知訓 easyhoon@donga.com