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唾液や鼻水によって伝染、一般のマスクでも予防可能

唾液や鼻水によって伝染、一般のマスクでも予防可能

Posted January. 23, 2020 08:06,   

Updated January. 23, 2020 08:06

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「新型コロナウイルス感染症」(武漢肺炎)は、まだ治療剤やワクチンがない。さらに、旧正月連休を迎えて多くの人が集まるだけに、専門家たちは予防が最善だと言う。特にマスクや手洗い用洗浄剤などの衛生用品を準備し、手洗いなどの感染症予防規則を遵守しなければならないという。

コロナウイルスは、唾液や鼻水などの飛沫で伝染するため、人が多いところに行くときは、マスクを使うのが良い。咳の症状がある場合は、マスクの着用が欠かせない。キム・ホンビン盆唐(プンダン)ソウル大学病院感染内科教授は、「唾液が飛ぶことを防ぐのがカギであるので、一般的なマスクでも十分だ」とし、「マスクにウイルスが付着することがあるので、再利用してはならない」と語った。使い捨てのマスクを手に入れるのが難しければ、次善策として綿マスクを使用できる。キム・ヨンジェ国立中央医療院中央感染症病院運営支援チーム長は、「空気中の感染有無など、武漢肺炎の感染力が確認されれば、推奨されるマスクが変わることもある」と説明した。

マスクを使っても、他人の唾液が手に付着して感染することもある。したがって、流水で手を30秒以上丁寧かつ頻繁に洗うことが重要だ。旅行中でトイレによく立ち寄ることが困難な状況であれば、アルコール成分入りの手洗い用洗浄剤を準備することをお勧めする。

武漢肺炎の状況は刻々と変わっているので、海外旅行中にも関連情報を随時チェックする必要がある。「海外感染症NOW」や疾病管理本部のホームページから最新情報を確認できる。イ・ジェガブ翰林(ハンリム)大学聖心病院感染内科教授は、「出国時にデータローミングをしたり、ポケットWi-Fiを用意して、リアルタイムでインターネット上で感染情報を確認するのがいい」と助言した。中国では、韓国内ポータルサイトやソーシャルネットワークサービス(SNS)へのアクセスが難しいことがあることも考える必要がある。


ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com