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現代ウィア、安定走行を支援する後輪差動制限装置を量産

現代ウィア、安定走行を支援する後輪差動制限装置を量産

Posted January. 21, 2020 08:43,   

Updated January. 21, 2020 08:43

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現代(ヒョンデ)ウィアは、韓国国内自動車部品メーカーの中では初めて、後輪駆動車両用電磁式差動制限装置(e-LSD)を量産すると、20日明らかにした。e-LSDは、路面や走行状況に応じて車輪に伝達される駆動力を自動的に適切に配分して、安定した走行を支援する部品だ。直進走行時は車輪の両側に同じ動力を配分するが、急激な旋回や沼のようなところに嵌って片方の車輪が空転する場合は、より力が必要な車輪のほうに動力を集中する方式だ。

現代ウィアのe-LSDは、車両で発生する微細な圧力変化を認知して、0.25秒で反応するようにした。今回の後輪駆動車用e-LSDの量産で、現代ウィアは4つの車輪を同時に回す駆動部品と前輪e-LSDなどを含めて、すべての車種に適用できる量産体制を整えることになった。現代ウィアは、e-LSDを昌原(チャンウォン)第2工場で年間6万個規模で生産する計画で、最近発売された現代自ジェネシスのスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)GV80に初めて搭載される。


ピョン・ジョングク記者 bjk@donga.com