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中国の新型肺炎、韓国国内で初確認...拡散憂慮

中国の新型肺炎、韓国国内で初確認...拡散憂慮

Posted January. 21, 2020 08:44,   

Updated January. 21, 2020 08:44

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中国の湖北省武漢市で集団発生している新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が韓国国内で初めて確認された。疾病管理本部は20日、武漢市から仁川(インチョン)空港を通じて19日に入国した中国国籍の女性Aさん(35)が、新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。この患者は、仁川空港の入国ゲートで高熱など症状を訴えたため直ちに隔離され、検査を受けた。疾病管理本部関係者は、「現在Aさんは国家指定の隔離病床(仁川医療院)で治療を受けている」と明らかにした。
 
疾病管理本部は、国内で感染が確認されたことで、感染病危機警報レベルを「注意段階」に引き上げた。また、中央防疫対策本部と地方自治体対策チームを稼動し、旧正月の連休など24時間非常防疫システムを稼動する計画だ。

新型コロナウイルスによって中国湖北省武漢市で発生した肺炎感染者が急増し、首都北京まで広がるなど中国全域に拡散し、大流行が憂慮されている。
 
武漢市衛生健康委員会は20日、「18日に59人、19日に77人の感染患者が確認された」と明らかにした。これにより、17日まで62人だった武漢市内の感染患者の数は2日で136人も増加し、3倍を超える198人に急増した。19日には死亡者も発生し、肺炎による死亡者は3人に増えた。


また、同日、北京で2人、広東省深圳市で1人の感染が確認された。武漢市以外の地域で初めて感染患者が発生したのだ。深圳市では、8人の感染疑いの患者が発生した。上海に隣接した浙江省でも5人に感染の疑いがある。


全主榮 aimhigh@donga.com · 尹完準 zeitung@donga.com