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中国の昨年の成長率は6.1%…29年ぶりの最低値

中国の昨年の成長率は6.1%…29年ぶりの最低値

Posted January. 18, 2020 08:58,   

Updated January. 18, 2020 08:58

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米中貿易戦争の影響の中、昨年の中国の経済成長率は29年ぶりに最も低い数値を記録した。

17日、AP通信によると、中国国家統計局は、2019年の経済成長率は前年(6.6%)より0.5%ポイント減の6.1%を記録したと発表した。これは天安門事態の影響で、中国経済が大きな打撃を受けて3.9%の経済成長率を記録した1990年以降最低値だ。

ただ、中国政府の今年の経済成長率の目標値(6.0~6.5%)は達成した。中国の経済成長率は、1984年の15.2%で最高値を記録後、2010年の10.6%以来一桁に落ち、2015年からは6%台の成長率を示している。

また昨年、中国の国内総生産(GDP)は99兆865億元(約1京6700兆ウォン)であり、1人当たりのGDPは7万892元(約1万276ドル)で、史上初めて1万ドルを突破したと、国家統計局は明らかにした。

APは、米中貿易紛争により、米国が中国産商品の関税引き上げに踏み切った措置の影響は予想さよりは小さかったと解釈した。22ヶ月間続いた米中貿易紛争は15日、両国が第1段階の貿易合意に署名して休戦状態に入った。国家統計局は、「国内外のリスクと挑戦が明らかに増加した複雑な局面が開かれた昨年、国民経済を全体的に安定的に維持した中、主な予想目標を達成した」と評価した。


任寶美 bom@donga.com