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緊張高める北朝鮮、東倉里ICBM発射場に「異常兆候」

緊張高める北朝鮮、東倉里ICBM発射場に「異常兆候」

Posted December. 07, 2019 08:30,   

Updated December. 07, 2019 08:30

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北朝鮮と米国が互いに軍事的警告をし、緊張が高まる中、北朝鮮東倉里(トンチャンリ)の西海(ソヘ)発射場でエンジン燃焼実験を準備しているとみえる新たな活動が捉えられた。北朝鮮が解体したと主張してきた東倉里ミサイル発射場を復旧し、エンジン燃焼実験をすることは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射を念頭に置いているという分析が出ている。

米国の民間地球観測衛星運用会社「プラネット・ラボ社」(Planet Labs)が5日(現地時間)、東倉里の西海発射場付近の衛星写真を分析した結果、発射場のエンジン実験台に大型コンテナが置かれ、実験台付近で新たな活動があると、CNNが報じた。プラネット・ラボ社の衛星写真を分析したミドルベリー研究所東アジア不拡散プログラムディレクターのジェフリー・ルイス氏は、「大型コンテナは5日前に撮影された写真にはなかった」とし、「コンテナの登場は北朝鮮がエンジン(燃焼)実験を再開する方向で動いていることを示唆する」と説明した。

CNNは、ルイス氏を引用して、「エンジン実験は衛星やミサイル発射と比べて挑発の強度は落ちる」としつつも、「西海発射場での活動は、より脅威的な兵器の発射に進む深刻な段階」と指摘した。これに先立ち、「ボイス・オブ・アメリカ」(VOA)先月30日、東倉里発射場付近で車両と装備の動きが捉えられたと報じた。


ワシントン=イ・ジョンウン特派員 lightee@donga.com