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世界最大のビューティーショップ「セフォラ」が韓国上陸

世界最大のビューティーショップ「セフォラ」が韓国上陸

Posted October. 24, 2019 08:26,   

Updated October. 24, 2019 08:26

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世界最大規模の化粧品編集ショップ「セフォラ」が24日、ソウル江南区(カンナムグ)テヘラン路のパルナスモールに韓国国内1号店をオープンする。セフォラは2022年までに、韓国国内に計14店舗を開く計画で、新世界(シンセゲ)シコル、CJオリーブヤングなどとの競争が激しくなることが予想される。

セフォラは、パルナスモール店を皮切りに、12月に中区南大門路(チュング・ナムデムンロ)のロッテヤングプラザ、来年1月に西大門区(ソデムング)の現代(ヒョンデ)U-PLEXに相次いで第2、第3号店をオープンする予定だと、23日明らかにした。セフォラ1号店は、プレミアムから中低価格まで計99件のブランドを備えている。ディオール、イブサンローラン、ジバンシーなど韓国国内消費者に馴染みのブランドをはじめ、タルト、フーダビューティー、アナスタシアビバリーヒルズなど国内に初めて入ってくるブランドもある。

韓国ブランドの中では、アモーレパシフィック、雪花秀(ソルファス)、ヘラ、ラネージュなどが出店した。セフォラが発掘して独占出店させた韓国国内ブランドのファルミョン、タンバリンズ、アミューズもある。キム・ドンジュ・セフォラコリア代表は、「さまざまなビューティーブランドを紹介し、さらに韓国ブランドを発掘して、輸出までするプラットフォームになるだろう」と明らかにした。

フランスの高級品グループ・ルイヴィトンモエヘネシー(LVMH)が所有しているセフォラは、世界で2600以上の店舗を運営している。セフォラは、韓国化粧品市場の成長に注目して、2〜3年前から韓国進出を準備してきたという。市場調査機関ユーロモニターによると、韓国の化粧品と生活用品の市場規模は14兆8000億ウォンで、世界の9位となっている。ユーロモニター側は、「韓国市場は2013年から昨年まで、年平均32.8%成長した」と説明した。

セフォラは、コンセプトや製品価格の面で新世界シコルと直接競合するだろうという分析が出ている。シコルは、プレミアムブランドを前面に出して、現在29店舗をオープンしている。中低価格製品では、CJオリーブヤングともいくつかの競合は避けられない。イ・ヒウン・ユーロモニターサービス流通部門主任研究員は、「セフォラは、高級ブランドと海外でのみ購入できたブランドを積極的に打ち出すだろう」とし、「国内のワンブランドショップやヘルスアンドビューティーストアは、差別化された製品ラインナップで対応しなければならないだろう」と語った。


シン・ヒチョル記者 hcshin@donga.com