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マンデラ氏の娘、駐韓南アフリカ共和国大使に

マンデラ氏の娘、駐韓南アフリカ共和国大使に

Posted October. 18, 2019 15:01,   

Updated October. 18, 2019 15:01

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ノーベル平和賞を受賞した人権運動家のネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領の娘のゼナニ・マンデラ・ドラミニ氏(60)が、駐韓南アフリカ共和国大使に決まった。外交当局者は17日、「ドラミニ氏が今月初めに赴任し、正式任命のために大統領への信任状奉呈の手続きを踏んでいる」と明らかにした。ドラミニ氏は同日、外交部庁舎を訪れ、当局者との面談後、記者団に、「歓待を受け、家に来たような気分だ」とし、「韓国に来ることになり、本当にうれしい。韓国と南アフリカ共和国の関係をさらに強化していきたい」と話した。

ドラミニ氏は、南アフリカ共和国の人種差別政策「アパルトヘイト」の廃止に献身したマンデラ氏(2013年他界)と同氏の「政治的パートナー」とされる夫人のウィニー・マンデラ氏(2018年他界)の間に生まれた。マンデラ氏がウィニー氏と離婚した後には、ファーストレディ役を務めた。駐アルゼンチン大使や駐モーリシャス大使を務めるなど外交官として活動している。

外交関係者の間では、重量感のある要人が大使に赴任したため、韓国と南アフリカ共和国の関係進展を期待する観測が流れている。外交当局者は、「南アフリカ共和国が韓国との関係をそれだけ重要と考えているということ」とし、「韓国内の南アフリカ共和国関係者たちも鼓舞されたムードだ」と述べた。


韓基渽 record@donga.com