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鳩山氏、強制動員歴史館訪問し「日本は真実を直視すべき」

鳩山氏、強制動員歴史館訪問し「日本は真実を直視すべき」

Posted October. 14, 2019 08:42,   

Updated October. 14, 2019 08:42

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「日本人がここを訪れ、謙虚に歴史的真実を直視したらと思います」

代表的な革新派政治家である鳩山由紀夫元首相が12日、釜山市南区(プサンシ・ナムグ)にある国立日本帝国強制動員歴史館を訪問し、このように述べた。強制徴用の惨状を記録する目的で2015年12月に開館した同歴史館を日本の政治家が訪問したのは初めて。

鳩山氏は、「当時、約2000万人だった朝鮮人のうち800万人が軍人と軍属、あるいは労働者として強制動員され、命まで失わせた事実について深く謝罪する」とし、「日本人はこのように歴史の中から多くのことを学び、戦争加害者としての責任を持って未来を開いていくべきだ」と述べた。鳩山氏はゲストブックに、「植民地時代に多くの苦痛を与えた側の無限責任の下、心から謝罪します。永遠の平和のために」と書いた後、4、5階の展示室を見学した。

鳩山氏は、歴史館の関係者に強制徴用被害者のうち、現在の生存者数と展示遺物の名前、用途などについて質問するなど高い関心を見せた。炭鉱労働者、日本軍慰安所再現モデルの前に立った時は深刻な表情を浮かべて、両手を集めたまま頭を下げて哀悼した。続いて7階の追悼公園の追悼塔で献花後、観覧を終えた。鳩山氏は2015年にソウル西大門(ソデムン)刑務所の歴史館を訪れ、昨年は慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハブチョン)の原爆被害者を訪問してひざまずいて謝罪した。


釜山=カン・ソンミョン記者 smkang@donga.com