Go to contents

ローマ大聖堂に響いた「韓半島の平和」

Posted October. 12, 2019 08:23,   

Updated October. 12, 2019 08:23

한국어

9日(現地時間)、イタリア・ローマの大聖堂で、韓半島の平和を願う音楽会が開かれた。ソプラノ曺秀美(チョ・スミ)が才能寄付の形で特別出演して舞台を輝かせた。

駐法王庁大韓民国大使館によると、同日聖イグナチオ教会で「韓半島の平和のためのカトリック音楽会」が行われた。昨年10月、文在寅(ムン・ジェイン)大統領のバチカン訪問中に法王庁で執り行った「韓半島の平和のための特別ミサ」の1周年を記念して、韓半島の平和を祈願するために設けられた行事だ。1980年代に駐韓法王大使を務めたフランシスコ・モンテリーズィ枢機卿など、法王庁の主要関係者、カリスタ・ギングリッチ駐法王庁米国大使、權熙石(クォン・ヒソク)駐イタリア大使、韓国人など400人余りが参加した。

この日曺秀美は、ジュリオ・カッチーニの「アヴェ・マリア」など2曲を歌った。ローマとミラノで活動している若手の韓国人声楽家たちも出演した。

聖イグナチオ教会は、1650年に完成されたバロック様式の建築物である。イエズス会創設者であるイグナチオ成人を記念して建てられた。内部の華やかな彫刻像と大型天井画が有名で、観光客も多く訪れる。


チョン・チェウン記者 chan2@donga.com