今年17回目を迎える「ハンファと一緒のソウル世界花火祭り2019」が、10月5日午後1~9時、ソウル汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園で行われる。毎年100万人が集まるこのフェスティバルは、韓国を代表する秋の祭りとして定着した。よく花火だけを思い浮かべがちだが、祭りと一緒に文化展示やイベントも充実している。
汝矣島漢江公園で10月1~5日、デザインウィークアート企画展である花火アトリエが行われる。祭りのエンブレムを形象化した造形物に、国内外のアーティストたちが作品を設置展示する。花火が弾ける歓喜の瞬間を作品に込めた。作品全体を3つのゾーンに分けて構成した。キネティックアート、グラフィック、イラストを披露する「ENJOYゾーン」、アニメーション、ムービンググラフィックなど様々な映像を披露する「FUNゾーン」、アーティストと弘益(ホンイク)大学、国民(クンミン)大学の学生たちがパフォーマンスを披露する「Experienceゾーン」などである。
参加作家は、ソウル大学美術学部のキム・キョンソン教授、弘益大学のクリス・ロー教授をはじめ、パキ、キム・ヨンナ、スルギとミン、イ・プロに、パク・ヨンジュ、イ・ジェミン、チョ・ギュヒョン、チェ・ビョンロク、チョン・ジフン、ジャック・サフ、ボー・ヤン、ユヤレン、チェブ、トミー・リーなどである。
付帯行事としては、3~5日午後4時、ジャック・シャフ、パキ、ボー・ヤンが観客に参加のきっかけや出品作の意味、日常などを紹介して疎通する「アーティストトーク」がある。また、チェブとボー・ヤンが作品にペイントをする姿を直接見られるライブペイント時間も用意される。
このほか、大型発光ダイオード(LED)を通じて出てくるミッションを遂行したり、造形物を背景に写真を撮ってソーシャルネットワークサービス(SNS)に掲載すれば、お土産、軽食を提供するイベントも開かれる。
本イベントである花火ショーでは、午後7時20分~8時40分までに、計10万発の花火が秋の空を彩る予定だ。
李雪 snow@donga.com