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文大統領が国連出席で22日訪米、米朝対話の動きに「不参加」から一変

文大統領が国連出席で22日訪米、米朝対話の動きに「不参加」から一変

Posted September. 16, 2019 08:40,   

Updated September. 16, 2019 08:40

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、米ニューヨークで開かれる国連総会に出席するために22日に出国する。当初、国連総会への不参加を検討していた文大統領が、突然ニューヨーク行きを決めたのは、北朝鮮非核化協議をめぐって前向きに動き出したと判断したためだ。文大統領は22日から3泊5日の日程で米国を訪れ、トランプ米大統領と首脳会談を行い、国連総会で基調演説も行う。国連総会を機に韓日首脳会談が開催される可能性も慎重に議論されている。

大統領府関係者は15日、「今年の国連総会には李洛淵(イ・ナクヨン)首相や康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の参加が検討されていたが、文大統領が出席を決めた」とし、「韓米首脳会談の開催はホワイトハウスと合意し、細部日程は調整中だ」と明らかにした。韓米首脳会談は6月末のソウルでの会談以来3ヵ月ぶり。 

6月の板門店(パンムンジョム)南北米首脳会談の後も北朝鮮核協議が進展せず、韓日関係も最悪の状況であることから、文大統領は国連総会への不参加を検討してきた。しかし、9日に北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が、「米国と対座し、議論する用意がある」と明らかにし、トランプ氏が対北朝鮮強硬派のボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)を解任するなど、北朝鮮核協議をめぐる環境が急変したことを受け、国連総会への出席を決めた。与党関係者は、「トランプ氏との会談を通じて、再度『トップダウン』方式で北朝鮮核協議を再稼働させる考え」と話した。

文大統領就任後9回目の韓米首脳会談では、北朝鮮核問題と共に韓米間のホットイシューである在韓米軍駐留経費負担協議と韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄も議論されるものとみえる。


韓相準 alwaysj@donga.com