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「安山始興~汝矣島」の新安山線、来月9日に着工

「安山始興~汝矣島」の新安山線、来月9日に着工

Posted August. 23, 2019 09:29,   

Updated August. 23, 2019 09:29

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ソウル都心と首都圏の南西部を繋ぐ新安山(シンアンサン)線の複線電鉄が、来月9日に着工式を開いて本格的な工事に入る。国土交通部(国土部)は、新安山線複線電鉄の実施計画を22日に承認し、今月末に告示する予定だと明らかにした。新安山線は、ソウル永登浦区汝矣島(ヨンドゥンポグ・ヨイド)と京畿道(キョンギド)の安山・始興(シフン)とを結ぶ44.7キロの区間に、15カ所の駅を新設する広域鉄道事業だ。総予算3兆3465億ウォンが投入される。

新安山線は、地下40メートル以下の大深度空間を行き来するので、地下の埋設物や地上の土地などから影響を受けず、最大時速110キロの速度で運行する予定だ。国土部は、新安山線が開通すれば、漢陽(ハンヤン)大学~汝矣島(既存の地下鉄で100分)、元時(ウォンシ)~汝矣島(既存の地下鉄で69分)の区間の所要時間が、それぞれ25分と36分に減ると説明した。元時~始興市役所区間では素砂・元時線を、始興市役所~光明(クァンミョン)区間では月串(ウォルゴッ)・板橋(パンギョ)線に乗り換えることもできる。

国土部は、事業推進速度を高めるために、土地の補償が完了する区間から工事に着手する計画だ。松山(ソンサン)車両基地は今月末から工事に入る。全体路線の開通目標時点は2024年となっている。黃晟圭(ファン・ソンギュ)国土部鉄道局長は、「これまで広域・都市鉄道の死角地帯で、ソウル都心へのアクセスに困難を経験した京畿道南西部住民の交通条件が大幅に改善されるだろう」と明らかにした。


柳原模 onemore@donga.com