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伝説「レッド・ツェッペリン」のメンバー、ジョン・ポール・ジョーンズがデュオで初来韓

伝説「レッド・ツェッペリン」のメンバー、ジョン・ポール・ジョーンズがデュオで初来韓

Posted August. 23, 2019 09:34,   

Updated August. 23, 2019 09:34

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英国の伝説的バンド「レッド・ツェッペリン」のベーシストだったジョン・ポール・ジョーンズが初めて来韓する。

ジョーンズは来月2日夕方、ソウル城東区聖水洞(ソンドング・ソンスドン)で新しいデュオ「サンズ・オブ・チポトレ」のメンバーとして公演を行う。「サンズ…」は、ジョーンズがフィンランドのクラシックチェリスト・アンシ・カルトゥンネンと結成したチーム。ジョーンズは、ピアノと電子楽器を行き来しながら、「常識を超えて音楽の地図を行き来する」と自分のホームページに明らかにした。

今回の来韓は、いろいろなことで異例といえる。会場である「プレイスビブ」は、最近ホットな聖水洞に位置する複合文化空間であり、コーヒーとパスタも販売するところ。座席は約120席なので、公演を見るためにはデュオの電子メールアカウント(SonsfChiipotole@outlook.com)に直接メールを送って申請しなければならない。松坡区(ソンパグ)の競技場も、麻浦区(マポグ)のライブクラブでもない聖水洞の「ホットプレイス」を、高齢のジョーンズが選んだのは意外なことだというのが業界の反応だ。

ワーナーミュージックコリアの関係者は、「22日ジョーンズ側は、韓国公演は売り切れとなったというメッセージだけをレコード会社側に伝えた。公演の招待者に、今後個々の返信が送られるだろう」と話した。ソウル公演直後の来月3日と5日に東京で有料公演を行うことを考慮すれば、韓国での無料公演は破格といえる。

ジョーンズは、1968年からレッド・ツェッペリンの元年メンバーとして、ベースギターと鍵盤演奏を担当した。1980年にドラマーのジョンボーナムが夭折してチームが解散されると、ソロ活動を続けた。2009年には二十歳以上の若いメンバーらと結成したバンド「ゼムクルックドバルチャーズ」で、ビルボードアルバムチャート12位についた。今年もサーストン・ムーア(ソニックユース)と活動し、カルツネンを含む3人組で、カナダのトロントジャズフェスティバルに参加して音楽的実験を続けている。


イム・ヒユン記者 imi@donga.com