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北朝鮮がミサイル発射、休戦ライン50キロ手前、最南端発射

北朝鮮がミサイル発射、休戦ライン50キロ手前、最南端発射

Posted August. 17, 2019 10:36,   

Updated August. 17, 2019 10:36

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北朝鮮が、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の光復節の演説があった約21時間後、再び短距離ミサイルと推定される飛翔体挑発を強行した。

統合参謀本部は16日、北朝鮮が同日午前8時1分と16分に短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体2発を発射したことを明らかにした。10日に「北朝鮮版ATACMS新型戦術短距離弾道ミサイル」を発射しており、6日後にまた挑発したのだ。今年に入って8度目になる。

北朝鮮がミサイルを発射した地域は、江原道通川(カンウォンド・トンチョン)の北方付近で軍事境界線(MDL)からわずか約50キロしか離れていない。事実上、韓国の目の前で挑発を強行したのだ。昨年の非核化対話再開後、北朝鮮が挑発した地域の中で休戦ラインに最も近い。大統領府は同日午前、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を中心に国家安全保障会議(NSC)常任委員会緊急会議を開いた後、報道資料を出し、「北朝鮮が韓米合同指揮所演習を理由に短距離飛翔体を続けて発射する行為は、韓半島の軍事的緊張を高める恐れがあるため、中止するよう求めた」と明らかにした


孫孝珠 hjson@donga.com