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現代自が7期ぶりに営業利益1兆ウォン台を回復

現代自が7期ぶりに営業利益1兆ウォン台を回復

Posted July. 23, 2019 08:39,   

Updated July. 23, 2019 08:39

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現代(ヒョンデ)自動車が7期ぶりに営業利益1兆ウォン台を回復した。収益性の高いスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)などの新車効果や友好的な為替相場のおかげだ。

現代自は22日、今年第2四半期(4~6月)の売上が26兆9664億ウォン、営業利益は1兆2377億ウォンで、前年同期比でそれぞれ9.1%、30.2%伸びたと発表した。四半期の営業利益が1兆ウォンを超えたのは、2017年第3四半期(1兆2042億ウォン)以降7期ぶりのことだ。

グローバル市場での販売台数は110万4916台で、前年同期(119万2141台)比7.3%減少した。韓国国内ではパリセード、コナなどのSUVの販売好調が続く中、新型ソナタの新車効果が加わり、前年同期比8.1%増の20万156台を販売した。しかし、海外では、中国、米国などの主要市場での販売が減少したことで、前年同期比10.1%減少した影響が大きかった。

現代自は、米中貿易戦争などの影響で厳しい状況の中でも収益性が良くなったことに注目している。パリセードなどの販売単価の高い車両の販売が伸びたためだ。崔秉喆(チェ・ビョンチョル)現代自副社長は同日のカンファレンスコールで、「新型ソナタの新車効果とSUVの販売好調が続いたことで、売上と営業利益が伸びた」とし、「ウォン安など友好的為替相場の環境も、第2四半期の業績好調に前向きな影響を及ぼした」と語った。現代自は、今年下半期(7~12月)に世界市場に本格的にSUVの販売を増やす計画だ。小型SUVのベニュー、ジェネシス初のSUVであるGV80などへと新車効果もつながる。


裵碩俊 eulius@donga.com