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韓・ドイツ、「レーザーガラス溶接技術」共同開発でタッグ

韓・ドイツ、「レーザーガラス溶接技術」共同開発でタッグ

Posted July. 19, 2019 10:26,   

Updated July. 19, 2019 10:26

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韓国機械研究院が、先端レーザー技術分野の世界的研究機関であるドイツのハノーバー・レーザーセンター(LZH)と手を組んで、レーザー基盤のガラス溶接と水中加工技術の開発に乗り出す。

韓国機械研究院のカン・コンヨン副院長と研究チームは16日(現地時間)、ハノーバーLZHの本社を訪問して、先端レーザー技術を共同で開発するための協約(MOU)を交わした。LZHは、レーザー光源と光学部品の生産と測定技術、水中環境のレーザー応用技術を研究している。韓国機械研究院の関係者は、「ガラスの溶接技術は、半導体用ガラス製品の生産工場を無人自動化する主な技術として注目されている」とし、「この技術の開発に成功したら、韓国国内半導体業界の競争力を大幅に向上させるだろう」と語った。

これまで韓国機械研究院傘下の釜山(プサン)機械技術研究センターが独自に開発してきた水中環境のレーザー加工技術も、LZHと共同で開発する。この技術は、海洋構造物のメンテナンスと原発解体などに必要だ。韓国機械研究院の朴天弘(パク・チョンホン)院長は、「今後、造船と橋建設の付加価値を高めるために大きく貢献するだろう」と見込んだ。


池明勳 mhjee@donga.com