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KBOリーグ前半戦に注目を集めた抑え投手3人

KBOリーグ前半戦に注目を集めた抑え投手3人

Posted July. 18, 2019 09:34,   

Updated July. 18, 2019 09:40

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KBOリーグは18日を最後に前半戦を終えてオールスタゲーム休みに入る。昨年の前半戦と比べて一番変わったことは、各チームの抑え投手だ。初めは微弱だったが、半ばまでの成績は壮大になった。

昨年のセーブ1位は35セーブを挙げたハンファのチョン・ウラムだった。ロッテのロン・スンラクが27セーブで2位、斗山(トゥサン)のハム・ドゥクジュとLGのチョン・チャンホンが26セーブで3位タイだった。このうち今も抑え投手を務めているのはチョン・ウラムだけだ。だが、そのチョン・ウラムはチームの成績不振の中、16日までに11セーブと8位に止まっている。

新しい抑え投手のトップランナーはSKのハ・ジェフンだメジャーリーグに挑戦した後、日本の独立リーグを経てKBOリーグに帰ってきたハ・ジェフンは43試合に登板し、早くも23セーブ(5勝2敗)をマークし、抑え部門1位タイを走っている。防御率はわずか1.71だ。ハ・ジェフンの活躍は、今季に首位を疾走しているSKの原動力の一つになっている。スプリングキャンプで150キロ半ばだった球速が140キロ台後半に落ちたが、重い球は依然として威力的だ。

NCのサイドアーム投手ウォン・ジョンヒョンも抑え投手としての1年目に活躍を続けている。大腸がんを克服して再起したウォン・ジョンヒョンは150キロに迫る剛速球で、3勝1敗23セーブ、防御率3.12を記録している。ハ・ジェフンと激しいセーブ王争いを繰り広げている。

LGのコ・ウジンと斗山のイ・ヒョンボムも既存の投手の空席を完璧に埋めている。負傷で離脱したチョン・チャンホンに代わって抑えを任されたコ・ウソクは、平均球速150キロを超える速球を武器に、すでに18セーブを挙げた。防御率は1.59で被打率は実に0.177。ハム・ドゥジュが振るわない中で抑えを任されたイ・ヒョンボムは、人的補償で移籍した選手として成功例になりつつある。今年初めNCに移籍した捕手ヤン・ウィジの人的補償として斗山のユニフォームを着たイ・ヒョンボムは5勝1敗、11セーブに防御率1.59の好成績を挙げている。

この他、12セーブを挙げているKIAのムン・ギョンチャンとキウムのオ・ジュウォンもニューフェースだ。ムン・ギョンチャンは1.53、オ・ジュウォンは1.26と1点台の防御率をマークしている。


李憲宰 uni@donga.com