Go to contents

開催個の恥、「KOREA」ロゴ無しユニフォーム騒ぎでスポンサーの対応に疑問の声

開催個の恥、「KOREA」ロゴ無しユニフォーム騒ぎでスポンサーの対応に疑問の声

Posted July. 18, 2019 09:35,   

Updated July. 18, 2019 09:40

한국어

水泳の韓国代表チームのユニフォームを巡り水泳界では陰謀論が広がっている。大韓水泳連盟の内部抗争が原因を提供したが、スポンサー側の不透明な遅れ対応がさらに事態を悪化させているという。

光州(クァンジュ)世界水泳選手権で韓国代表チームの用品問題が浮かび上がってから、連盟は現地に役員レベルの調査団を派遣するなど対応に取り組んでいるが、スポンサー会社A社の対応が後手後手になり、気を揉んでいるという。「信じていたA社にまともに一発食らった」という声も聞かれる。

連盟とA社のスポンサー関係は、1992年に遡る。A社は、この時から連盟の公式スポンサーとしてオリンピックや世界水泳選手権、アジア大会など主要国際大会で韓国代表チームの用品を支援してきた。同期間、連盟の執行部は何度も入れ替わったが、世界的ブランド企業のA社はスポンサーとしての地位を固く守って来た。

昨年7月に連盟の新しい執行部が就任して以来、B社が新しいスポンサーに選ばれ、理事会の議決まで終わったが、理事会の決定が覆される曲折を経て、A社はスポンサーの地位を守った。その背景にも新執行部とは別に、連盟とA社との長年の付き合いが大きく働いた。

今回議論を巻き起こしたユニフォームは、前面の左胸に太極旗(テグッキ)マークが入るなど、代表選手用で製作された。ところが、背面に入るべき国家名の代わりにA社ロゴが大きく踊っていた。連盟の関係者は、「私たちが間違っていたことは百回でも認める」と言いながらも、「経験のないスポンサーのミスだったら理解できなくもないが、数十年間、数多くの大会を共にしてきたA社のミスと言うには納得できない部分がある」と話した。

ユニフォーム問題が起きてから競泳種目の代表選手29人が17日に光州入りしたが、彼らには団体ジャージも支給されていない。作っていないというのが理由だ。選手たちは、それぞれ過去の他の国際大会に出場した際に受け取ったジャージーを着て選手村に入った。

連盟が今大会でA社のゴーグル着用を指示する内容の公示を競泳選手団に回したことにめぐっても数々の憶測が飛び交っている。これまでは、ゴーグルは水着とともに競技力に決定的な影響を与える可能性があるとして、選手の選択に委ねてきた。額部分にロゴが入るため宣伝効果が大きい水泳帽だけはスポンサーブランドを使った。連盟の措置に対して、多数の代表選手たちが「A社製品を使ったことがない」として戸惑いを見せている。事情に詳しい水泳界の関係者は、「スポンサーからの要請があった。連盟をスポンサーを全くコントロールできない状態で一方的に叩かれている」と話した。


金培中 wanted@donga.com