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下流30キロ地点で韓国人女性とみられる遺体発見、ハンガリー遊覧船沈没事故

下流30キロ地点で韓国人女性とみられる遺体発見、ハンガリー遊覧船沈没事故

Posted June. 24, 2019 07:44,   

Updated June. 24, 2019 07:44

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ハンガリーのブダペストで起きた遊覧船沈没事故の行方不明者と推定される遺体が追加発見された。12日に行方不明者が発見されてから10日ぶりのことだ。政府合同迅速対応チームは23日、事故現場(マグリット橋)から下流約30キロ離れたチェペル島の近くで22日午後10時ごろ、ハンガリー人の漁師が遺体を発見したと明らかにした。

迅速対応チームはハンガリー当局と一緒に、「ハブレアーニ」号に乗っていた行方不明者の身元を把握している。迅速対応チームによると、発見当時、イヤリングをつけており、女性と推定される。

先月29日の事故発生後、20日以上が過ぎているため、指紋採取などに難航難航しているという。迅速対応チームは、遺伝子(DNA)検査によって身元を特定することにしたという。

迅速対応チームは、ハンガリー当局と「ハブレアーニ」号の引き揚げ後も、ドナウ川の下流で行方不明者の捜索を続けてきた。地元警察は、「ハブレアーニ」号に衝突した「ヴァイキング・シギュン」号の船長を近いうちに呼んで取り調べると見られる。韓国人33人、ハンガリー船員2人が乗っていた「ハブレアーニ」号の沈没事故で、23日までに見つからなかった行方不明者は3人。追加発見された遺体が韓国人観光客と確認されれば、残りの行方不明者は2人になる。


任寶美 bom@donga.com