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大統領府、ホットラインで先に「北朝鮮漁船」報告を受けた

大統領府、ホットラインで先に「北朝鮮漁船」報告を受けた

Posted June. 24, 2019 07:26,   

Updated June. 24, 2019 07:26

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北朝鮮漁船の「海上ノック亡命」問題に関連して、海洋警察庁が、すでに分かっている状況報告書よりも早い時点で、別途の「ホットライン」で大統領府に状況を報告していたことが確認された。政府機関に公式ラインで「北朝鮮船舶の発見状況報告」を送る前に、事案の重大さを認識し、別途のチャンネルで大統領府に先に報告したということだ。大統領府が北朝鮮漁船の亡命について詳細に報告を受けていながら、軍の縮小会見を事実上、黙認したことが濃厚という指摘が出ている。

23日、国会国防委員会によると、海洋警察は大統領府状況報告の最初の見解と内容の提出を求められ、「15日午前7時8分、ホットラインで大統領府に報告した」と答えた。報告した内容は、「三陟(サムチョク)港に北朝鮮の船が接岸しており、三陟派出所が現場を確認中だ」と答えた。海洋警察状況本部は、ホットライン報告1分後の15日午前7時9分、「東海(トンヘ・日本海)、北朝鮮船舶(推定)発見報告」というタイトルで、大統領府の国政状況室と国家危機管理センター、国家情報院状況室対テロ情報センターに、「三陟港の防波堤に北朝鮮漁船(4人乗り)が112通報によって発見された」という内容の状況報告を伝えた。

高旼廷(コ・ミンジョン)大統領府報道官は22日、自身のフェイスブックに、北朝鮮漁船の帰還について、「事件初期から状況を共有して協議した国家安保室も(対処に)疎かな点があった」と明らかにした。


チャン・グァンソク記者 ムン・ビョンギ記者 jks@donga.com · weappon@donga.com