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WTA初の双子姉妹対決、2分早く生まれ姉が勝った

WTA初の双子姉妹対決、2分早く生まれ姉が勝った

Posted June. 21, 2019 07:26,   

Updated June. 21, 2019 07:26

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2分違いで生まれた双子姉妹の対決は、火花が散った。しかし試合が終わった後、勝った選手も敗れた選手も淡々とした表情で抱き合った。

20日、英国バーミンガムで行われた女子プロテニス(WTA)ツアーのネイチャーバレー・クラシックのシングルス2回戦。世界ランキング3位のカロリーナ・プリスコバと世界112位のクリスティナ・プリスコバ(以上チェコ)が激突した。二人は1992年3月に生まれた双子姉妹。WTAツアー本大会で双子が対決したのは初めて。

世界ランキングやキャリアだけで言うと、妹のカロリーナの優勢が予想された。妹はツアー通算シングルスで13度優勝し、2017年には世界ランキング1位になった。姉はシングルス優勝1回、最高ランキングは2017年の35位だ。通算獲得賞金も妹が1700万ドルで姉(240万ドル)の約7倍だ。

しかし結果は違った。姉のクリスティナは2時間近くにわたるフルセット接戦の末、2-1(6-2、3-6、7-6<9-7>)で妹を制して準々決勝進出に進出した。

顔だけで二人を見分けるのは容易なことではない。身長は妹カロリーナが186センチで姉より2センチ高い。姉は左利きだが妹は右利き。

4才の時、初めてラケットを握った二人は、ジュニア時代に10度対戦し5勝5敗と拮抗したが、6年ぶりに再び姉妹対決が実現した。この日は姉が24本のサーブエースを奪って妹を圧倒した。ウイニングショットも49本で25本の妹を上回った。

クリスティナは「妹との対決は妙な感じがする。私たちは家族なんだから。だけど勝つために最善を尽くした」と話した。


金鍾錫 kjs0123@donga.com