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ベルリン・フィルハーモニーの突然の提案、「EAGONアンサンブルと呼んでください」

ベルリン・フィルハーモニーの突然の提案、「EAGONアンサンブルと呼んでください」

Posted June. 19, 2019 08:48,   

Updated June. 19, 2019 08:48

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「今回演奏する私たちの室内楽団の名前は、『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、EAGONアンサンブル』にします」

今年初め、「EAGONコンサート」イベントの担当者は、このようなメールを受け取った。30回目を迎えるEAGONコンサートを記念するため、団員たちが新しい名前を作ることに合意したという伝えだった。この担当者は、「2016年にEAGONコンサートで演奏したベルリン・フィルの団員たちがイベントの趣旨に大きく共感し、観客の熱烈な反応に感動したという。名前でその気持ちを表現したようだ」と語った。

今年で30回目を迎えるEAGONコンサートが、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、EAGONアンサンブル」と7回のコンサートを開く。EAGONコンサートは、建築材料企業EAGONが主催する無料のクラシックコンサート。1990年、EAGON産業合板工場でチェコのアカデミア木管5重奏団の招請公演で始め、ジャズバンド「マーカス・ロバーツ・トリオ」、ピアニスト/キム・ソンウクの招待演奏会など、一年も欠かさずに開催した。

世界最高の交響楽団と言われるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の団員たちは3年前、バイオリニスト・ロマーノ・トマジーニを柱とした楽団内室内楽アンサンブル「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カメラータ」の団員たちを中心にEAGON音楽会に出演して、熱烈な反応を得た。今回の「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団EAGONアンサンブル」は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カメラータを中心にトランペット奏者・アンドレ・ショフ、チェンバロ・クリスティアン・リーガーなどが加わった。

今年の公演は、7月5日のソウルのロッテコンサートホールを皮切りに、6日はアートセンター仁川(インチョン)、7日はソウル芸術の殿堂コンサートホール、9日は光州(クァンジュ)文化芸術会館、10日は釜山(プサン)文化会館、11日は大邱壽城(テグ・スソン)アートピアで開かれる。グリーグの「ホールベア組曲」、タルティーニのトランペット協奏曲二長調、ヴィヴァルディの「四季」などを演奏する。先月から「チケット応募イベント」を行っており、招待対象者は21日に発表する。www.EAGONblog.com


ユ・ユンジョン記者 gustav@donga.com