新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ロシアのプーチン大統領が来月22日に予定された憲法改正の是非を問う国民投票を延期した。この投票を通じて自身の「終身大統領」を合法化しようとしたが、新型コロナウイルスの感染者が続出し、投票強行は難しいと判断したとみえる。
タス通信などによると、プーチン氏は25日、国民に向けたテレビ演説で、「重要なのは国民の健康と安全だ」とし、「国民投票を延期する必要がある」と明らかにした。プーチン氏は28日から来月5日まで有給休暇とすることを定めた。投票日は今後決めると付け加えた。
イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com