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「自律走行部品技術を発掘」…現代モービスが米に革新拠点

「自律走行部品技術を発掘」…現代モービスが米に革新拠点

Posted January. 16, 2020 08:21,   

Updated January. 16, 2020 08:21

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「スタートアップが持っている新しい技術と現代(ヒョンデ)モービスの生産能力が出会えば、革新的な自動車部品を作ることができる」

米カリフォルニア州サニーベールで、昨年12月4日(現地時間)に会ったリュ・シフン・モービスベンチャーズシリコンバレーセンター長は、現代モービスがグローバルスタートアップの発掘と投資に乗り出す理由についてこのように説明した。エコカーと自律走行に代表される未来車の時代には、完成車メーカーだけでなく、自動車部品メーカーの役割を強調したのだ。現代モービスも、開放型革新(オープンイノベーション)戦略を強調していた。

現代自グループの部品系列会社である現代モービスは2018年11月、シリコンバレーに投資拠点であるモービスベンチャーズを立ち上げた。現代自グループが運営するオープンイノベーションセンターであるクレードルがシリコンバレーにあるが、現代モービスは自律走行とエコカー関連部品技術の発掘に集中するため、別の事務所を立ち上げたのだ。現代モービスの関係者は、「クレードルは中長期的観点からスタートアップの発掘と投資に乗り出すのであれば、モービスベンチャーズは、現業に適用できる技術やサービスを探すことに注力する概念だ」と説明した。

すでにグローバル自動車部品メーカーであるドイツのコンチネンタルとボッシュ、日本のデンソー、アイシンなどは、数年前からシリコンバレーに大規模な研究開発(R&D)センターや投資拠点を建設して、新技術を保有しているスタートアップを発掘している。現代モービスは、シリコンバレーに次いで、昨年6月は中国の有力スタートアップが集まった深圳に第二のオープンイノベーション拠点「Mキューブ(M.Cube)」をオープンした。

現代モービスが昨年10月、自律走行車の目の役割をする「ライダー(LiDAR)」技術を確保するために、世界シェア1位の米ベロダインに5000万ドル(約585億ウォン)の持分投資をする際に実務を主導したのがモービスベンチャーズだ。現代モービスは、ベロダインと自律走行の第3段階(条件付き自動化)のためのライダーシステムを量産して、2021年から完成車メーカーに供給する予定だ。リュセンター長は、「ベロダインは技術を提供し、現代モービスは量産を担当して相乗効果を出す計画だ」と語った。

モービスベンチャーズは今後、車両の主要走行情報と道案内グラフィックを運転者の視界に大きく映し出す拡張現実(AR)ヘッドアップディスプレイと人工知能(AI)ベースのビッグデータ処理技術などを保有しているスタートアップに優先投資する計画だ。リュセンター長は、「シリコンバレー一帯では、優れたスタートアップを先に発掘しようとするグローバル部品メーカー同士の競争が激しく繰り広げられている。モービスベンチャーズは、なおさら簡潔な意思決定構造を備えており、迅速に投資を行うことになるだろう」と語った。


サニーベール=チ・ミング記者 warum@donga.com