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慰安婦を扱ったミュージカル「コンフォートウーマン」が米で3冠

慰安婦を扱ったミュージカル「コンフォートウーマン」が米で3冠

Posted January. 10, 2020 08:53,   

Updated January. 10, 2020 08:53

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元慰安婦の苦痛を扱った韓国創作ミュージカル「コンフォートウーマン」が、米公演情報サイト・ブロードウェイワールドが主管した「2019ブロードウェイワールドロサンゼルスアワーズ」で3冠に輝いた。

8日(現地時間)、ブロードウェイワールドのウェブサイトによると、「コンフォートウーマン」は7つの部門で候補にノミネートされ、最優秀ミュージカル、演出、主演女優賞の3部門で受賞した。ヒロインを演じた韓国系俳優アビゲイル・チョイ・アレーダーは、錚々たる米ミュージカルスターらを抜いて主演女優賞を受賞した。キム・ヒョンジュン演出は、韓国人初の演出賞を受賞した。受賞作は、昨年11月と12月の2か月間、米観客によるオンライン投票で選ばれた。観客が直接選んだだけに、興行にもかなりの効果が予想される。

コンフォートウーマンは、日本植民地時代の1941年、日本東京の砂糖工場に就職できるという言葉にだまされて、インドネシア駐留の日本軍慰安婦として連行された朝鮮人少女コウンの物語を扱った。韓国創作ミュージカルとしては初めて、2015年と2018年に二度、ニューヨークのオフブロードウェイで公演した。オフブロードウェイは、世界的な公演が開かれるブロードウェイ郊外の小劇場の舞台を意味し、ブロードウェイに行く登竜門という評価を受けている。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com