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30年間コミッショナーとしてNBAの黄金期を切り開いたスターン氏死去

30年間コミッショナーとしてNBAの黄金期を切り開いたスターン氏死去

Posted January. 03, 2020 08:14,   

Updated January. 03, 2020 08:14

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30年間、米国プロバスケットボール協会(NBA)のトップとして黄金時代を切り開いたデビッド・スターンNBA名誉コミッショナーが死去した。

NBA事務局はスターン氏が2日、家族のもとで息を引き止めたと公式発表した。享年77歳。スターン氏は昨年12月13日、ニューヨークのレストランで脳出血で倒れた後、手術を受けて回復に集中していた。

1984年2月、NBAの第4代コミッショナーに就任したスターン氏は、2014年にアダム・シルバ―氏が現コミッショナーに就任するまでの30年間、NBAトップとしてリーグの爆発的な成長を主導した。スターン氏の在任中、NBAは世界200以上の国で40の言語でテレビを視聴する世界的なスポーツになった。

またNBAは、年間50億ドル(約5兆7800億ウォン)以上を稼ぐ産業に成長した。今の30チーム体制を確立した主役でもある。昨年4月のフォーブス誌が報じたところによると、NBA30チームの平均価値は18億6800万ドル(約2兆1594億ウォン)に達する。シルバー氏は「スポーツ史上、最も偉大なリーダーだ」とスターン氏の死を追悼した。NBAの選手労働組合も、「スターン氏の業績は長らく認められるだろう」と追悼声明を発表した。


金培中 wanted@donga.com