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孫興民不在のトッテナムが敗戦、モウリーニョ監督は「珍行動」で警告

孫興民不在のトッテナムが敗戦、モウリーニョ監督は「珍行動」で警告

Posted January. 03, 2020 08:15,   

Updated January. 03, 2020 08:15

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トッテナム・ホットスパーがサウサンプトンに0-1でリードされた後半31分。ジョゼ・モウリーニョ監督は、相手ベンチの方に歩いて行った。そして、サウサンプトンのコーチが戦術などをメモしていた手帳を盗み見るそぶりを見せた。自身のテクニカルエリアを外れる「珍行動」を見せたモウリーニョ監督に主審はイエローカードを提示した。モウリーニョ監督は、あっさりと頷きながら自身の過ちを認めた。モウリーニョ監督は、試合後に「私は無礼だったのでイエローカードは正当だ」と話した。しかし、「相手の戦術を覗き見したのではないか」という質問には、「何を言っているのか分からない」としらを切った。

司令塔の「カンニング疑惑」の中、トッテナムは2日、敵地サウサンプトンで行われたプレミアリーグ第21節で0-1で敗れた。勝ち点を追加できなかったトッテナムは6位(勝ち点30、2日現在)に止まった。サウサンプトンは12位(勝ち点25)。

今季に10ゴールを決め、「解決師」の役割をしてきた孫興民(ソン・フンミン)の空白が大きかった。昨年12月23日のチェルシー戦で激しい反則で退場され、3試合出場停止処分を受けた孫興民は同日の試合まで欠場した。孫興民が抜けた3試合でトッテナムは勝ち点4(1勝1分け1敗)を追加するのに止まった。モウリーニョ監督は、「孫興民を使えなくて苦しい試合をした」と話した。

孫興民は5日、ミドルズボローとのイングランド・サッカー協会(FA)カップ戦で復帰する見通しだ。今季に17ゴールを記録しているハリー・ケインがサウサンプトン戦でハムストリングス(通常回復に4週所要)を怪我し、孫興民の肩はさらに重くなった。モウリーニョ監督は、「孫子民が復帰するのにケインが離脱する。苦しい状況だが、最善を尽くして危機を乗り切っていきたい」と話した。


鄭允喆 trigger@donga.com