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韓国が知りたい…検索窓に打ち込んだ世界の人々

韓国が知りたい…検索窓に打ち込んだ世界の人々

Posted January. 03, 2020 08:17,   

Updated January. 03, 2020 08:17

한국어

2019年の一年が過ぎ去った。2019年だけでなく、2010年代(2010〜2019年)もいつの間にか過ぎてしまった。韓国でもこれまで多くの変化があったし、世界でも韓国に対する関心が熱い時も多かった。今日の記事では、世界中の人々が2019年に、そして2010年代に韓国と関連したモノの中で、何を最も多く検索したのか、検索エンジン・グーグルトレンドで見てみたい。

2019年に韓国に関する検索を多く行った国は韓国、北朝鮮(容量は少ないが)、日本、ベトナム、台湾、中国、ガーナ、シンガポール、ミャンマー、フィリピン、マレーシアの順で、主に東アジアの国々が韓国に大きな関心を見せたことが分かった。昨年、韓国と関連して最も多く検索されたキーワードも「韓国」という言葉だが、日本語、英語、ベトナム語、中国語、そして韓国語の順で検索された。「韓国」の次はベトナム語で「韓国映画」、日本語では「ニュース」が多く検索された。

2018年に比べれば、昨年、韓国と関連して人気が増えた検索語は、やはり日本語がほとんどだった。日本語で「韓国ジーソミア(GSOMIA)」「対ドル・ウォン相場」「韓国の輸出規制」「青いレストラン韓国ドラマ」などが多く検索された。一方、ベトナム語では、「韓国映画」、英語では「韓日貿易戦争」、スペイン語では「エクアドル-大韓民国」、韓国語では「韓国対香港」が多く検索された。

昨年、韓国に関連する検索が最も多かったときは、韓日貿易対立が激しくなった8月だ。その月に韓国と関連した最も多い検索語は、そのほとんどが日本語で検索された。当時日本語で検索された人気のキーワードは、「韓国日本人暴行事件」「ジーソミア韓国破棄」「ジーソミア韓国反応」「韓国ウォン」「韓国旅行は大丈夫か」「韓日問題分かりやすく」「韓日軍事協定」「秘密の扉韓国ドラマのあらすじ」などがあった。韓国関連検索が最も盛り上がった8月2日は、日本語で「韓米日外相会談」「韓日貿易戦争の原因」「韓国と日本、どちらが正しい」「後ろ暗ければ尻餅つく」(文喜相国会議長が韓日関係と関連して口にした発言)などがあった。 8月の次に韓国に関連する検索が最も熱かった他の日々は、7月13日(日本語検索「韓国パラダイスシティ」)、6月15日(ウクライナ語検索「ウクライナ対大韓民国U-20サッカー試合」)、1月25日(アラビア語検索「カタール対韓国のサッカー試合」)などがあったし、1月19日は、各国の複数の言語で「韓国対ブラジルのサッカー試合」の検索が多かった。

要約すれば、昨年、韓国関連検索語を支配したのは日本との葛藤、そしてサッカー試合だった。韓日貿易紛争のために、日本では韓国への関心が高まり、関連検索も一ヶ月以上多かった。サッカーのような場合は、韓国と対戦する国々で韓国関連の検索が多かった。2010年代の検索トレンドを見れば、相対的に韓国関連の検索を多く行った国や地域は、韓国、北朝鮮、ベトナム、マカオ、日本、台湾、香港、ミャンマー、シンガポール、中国だった。この時期、最も人気のあった検索語を見てみれば、日本語では「カイカイ」「みずきの女子知韓宣言(日本の人気ブロガー関連)」「保守速報」「キムチ速報」「韓国の反応」などがあったし、英語では「大韓民国万歳」「BTS」「EXO」「ランニングマン」などが多かった。

2010年代に韓国と関連した検索が多かった時期は、2018年6月(W杯関連)、2018年2月(平昌(ピョンチャン)冬季五輪-金汝貞(キム・ヨジョン)当時北朝鮮第1副部長の訪問)、2014年6月(W杯関連)、2019年8月(韓日貿易葛藤)、2010年6月(W杯関連)、2014年4月(セウォル号関連)、2012年8月(ロンドンオリンピックのパク・ジョンウの独島(トクド)セレモニー)の順である。2010年代は、一つの柱であるオリンピック、そしてもう一つの柱であるK-POPが韓国への関心を多く引き寄せたようだ。やはり一般の人々が韓国を訪れたきっかけは、主に「娯楽」である。サッカーとK-POPは会話のきっかけを作ると思う。昨年は、韓日貿易紛争が過去10年間、韓日関係に最も大きな影響を及ぼしたようだ。韓日問題は、公共外交だけで解決するにはあまりにも深くて複雑である。ただ、日本人が韓国との交流を安全に継続できるように努力する必要はある。