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米航空局、民間旅客機に北ミサイル「警戒令」

米航空局、民間旅客機に北ミサイル「警戒令」

Posted December. 25, 2019 07:35,   

Updated December. 25, 2019 07:35

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北朝鮮の「クリスマスプレゼント」警告で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)など長距離ミサイルの発射が懸念される中、米連邦航空局(FAA)が今月初め、民間の航空機に警戒警報を発令する先制的な措置を取っていたことが分かった。

ABCニュースは24日、FAAが航空会社に年末または年始の(北朝鮮の)長距離ミサイル実験に対する警戒を促したと、独自に入手した分析資料を通じて報じた。ABCは、北朝鮮の「クリスマスプレゼント」発言が民間航空会社も緊張させたと付け加えた。

ABCによると、チャールズ・ブラウン米太平洋空軍司令官は先週、記者懇談会で、北朝鮮が5月から短距離ミサイルを発射してきたことを指摘し、「北朝鮮のプレゼントは長距離弾道ミサイルの一種だろう」と指摘し、「北朝鮮が長距離ミサイルの発射中止を撤回する発表をしてすぐには発射しないかもしれない」と付け加えたという。

CNNは23日、北朝鮮の「クリスマスプレゼント」について、「北朝鮮が非核化協議の中止を含む対米強硬策の採択を計画している」と匿名の関係者を引用して報じた。

同関係者は、新たな政策が北朝鮮が言及した「プレゼント」であり、この案には米朝核協議の中止と北朝鮮の核保有国の地位を主張する内容が盛り込まれると見通した。さらに、北朝鮮が最も重要な貿易パートナーである中国とロシアにまで好戦的な行動と映ることを恐れて、ICBMを発射する可能性は低いと推測した。


任寶美 bom@donga.com